山あり海ありの自然あふれる東北人気ツーリングスポット

青森、秋田、岩手、宮城、山形、福島の6県からなる東北地方は本州北部を占めており、面積が広く日本百名山に選ばれている名峰が連なる奥羽山脈など、ツーリングに最適な環境が整っています。

そこで、東北のライダー必見の名所やグルメを紹介します。

ワインディングの聖地磐梯山エリア

福島県会津地方の磐梯山周辺は、ワインディングの聖地とも呼ばれています。

かつては有料道路でしたが、現在は無料開放されている磐梯吾妻スカイラインは、日本初の山岳道路なのです。

日本の道100選にも選ばれており、道中には吾妻小富士など見どころが満載です。

春は雪の回廊、初夏には新緑が美しく、秋は紅葉狩りと四季折々の表情を楽しむことができます。

標高1600mの中間地点・浄土平には、ビジターセンターやレストハウスもあり、休憩や腹ごしらえもできます。

全長約29キロのルートなので、日帰りで気軽に楽しむことができます。

山岳道路ならではの荒涼とした岩肌など、大自然を感じながら駆け抜けるのは爽快です。

レストハウスにあるレストランでは会津地鶏のソースカツ丼など、地元の食材を使ったグルメを堪能できるので、お腹も満たされるはずです。

絶景と温泉が楽しめる蔵王エコーライン

蔵王エコーライン|観光スポット|蔵王町観光物産協会 (zao-machi.com)

宮城県白石市と山形県上山市を結ぶ約65キロの蔵王エコーラインは、奥羽山脈と蔵王連峰を越えていくルートにアップダウンや大きなカーブが連なり、走りごたえのあるライダーにはたまらない場所なのです。

県境付近には、エコーラインから分岐している蔵王スカイラインがあります。

蔵王スカイラインを走り、山頂まで行くと御釜までたどり着くことができます。

御釜は蔵王刈田岳・熊野岳・五色岳の三峰を抱えた円型の火口湖で、自然が織りなすエメラルドグリーンの湖を見ることができる人気のスポットです。

蔵王山頂にはレストハウスがあるので、美味しい蕎麦などの地元グルメを味わうこともできます。

山形県側には蔵王温泉もあり、ツーリングの疲れを癒す日帰り入浴もおすすめです。

冬季は通行止めになり、再開後も路面が凍結している恐れがあるので注意が必要です。

雲上の楽園八幡平アスピーテライン

八幡平アスピーテライン Hachimantai Aspite Line (scenic drive) 雪の回廊 The Corridor of Snow | 岩手・盛岡の観光(Iwate・Morioka) – 盛岡・岩手 観光情報 | 盛岡放浪記〔ホテルエース盛岡公式blog〕 (hotel-ace.co.jp)

八幡平アスピーテラインは、岩手県八幡平市と秋田県鹿角市を結ぶ全長27キロの山岳道路です。

ヘアピンカーブが多いワインディングロードで、東北きっての人気ツーリングスポットです。

春には、雪の回廊の中を走り抜けることができます。

岩手県側からのルートは、岩手山を横目に走ることもできる人気のコースとなっています。

標高は約1600mとあまり高くはないので、どんなバイクでも走りやすく、初心者の方にもおすすめのルートと言えます。

ワインディングロードを登りきると頂上からの眺めもすばらしく、レストハウスでひと休みしたなら、そこから10分程歩いたところにある鏡沼・通称ドラゴンアイを目指すのもおすすめです。

五月下旬から六月上旬にかけて開眼するドラゴンアイは、冬の間凍結していた鏡沼が雪解けし始め、龍の目のようになる時期にだけ見られるので、見頃を迎える時期には全国から訪問者が絶えません。

八幡平には藤七温泉などの名湯も多いので、休憩も兼ねてお湯に浸かるのも良いでしょう。

津軽半島の西海岸を走り抜ける竜泊ライン

竜泊ラインフォトコンテスト 2022 結果発表 | 中泊町文化観光交流協会 (nakadomari-ctea.jp)

青森家弘前市から始まり、国道339号線を津軽半島の西海岸に進んでいく全長約125キロにおよぶルートがあり、その途中の小泊から竜飛岬までの約27キロのルートが竜泊ラインと呼ばれています。

小泊を出てからはしばらく海岸線を走ることができ、徐々にカーブも増えてくるので、ワインディングロードが好きな方には最高のツーリングスポットと言えます。

山と海の絶景を眺めながら走り抜けると、最高地点・眺瞰台にたどり着きます。

この地点からは、竜飛岬の灯台を臨むことができます。

ここからスカイライン沿いを走ると、本州最北端の半島・竜飛岬に到着します。

最果ての雰囲気が好きな方にはたまらない竜飛岬からは、天気が良い日は微かに北海道が見えます。

竜飛岬まで来たら、新鮮な海鮮丼などの地元グルメは食べておきたいところです。

なまはげで有名な男鹿半島をツーリング

国道56号線沿いの海岸線を走り抜ける秋田県男鹿半島も、人気のツーリングスポットです。

秋田市からスタートして海沿いを走り続けると、男鹿市に入ります。

男鹿半島は海岸線を一周すると140キロの距離なので、日帰りツーリングも楽しむことができます。

なまはげで有名な男鹿半島の中央部には、「なまはげ館」があります。

バイクを降りて、本場のなまはげに触れてはいかがでしょうか。

男鹿半島も海の幸が新鮮で美味しく、刺身や海鮮丼も是非食べたいところです。

秋田名物のババヘラアイスというものもあります。

道端でパラソルを立てて、おばあちゃんがアイスクリームを売っているのです。

そのアイスクリームは黄色とピンクの二色からなり、バラのようなかわいらしい見た目に盛り付けてくれるので、写真映えもします。

パラソルを見かけたら、是非バイクを停めてアイスを食べてみることをおすすめします。

鳥海山の大自然を感じられる鳥海ブルーライン

令和5年春の鳥海ブルーライン開通予定 | 環鳥海地域観光情報発信サイト (kanchokai.net)

山形県遊佐町から鳥海山五合目付近の鉾立を経由し、秋田県にかほ市までを結ぶ全長35キロのルートが、鳥海ブルーラインです。

日帰りのツーリングにも、ちょうど良い長さです。

以前は有料道路でしたが、現在は無料で通行ができるこの道路は、見晴らしの多い山岳道路でツーリングに最適なスポットです。

日本百名山にも選ばれている鳥海山は標高2236mを誇り、東北では二番目に高い山です。

豪快なワインディングロードを一気にかけ抜けるのは気持ちが良く、ライダーに人気のルートになります。

鉾立には展望台もあり、鳥海山や樹海、立ち並ぶ風力発電機などが、圧巻の眺めを楽しむことができます。

秋は紅葉もきれいなエリアなので、紅葉狩りを兼ねてのツーリングもおすすめです。

走り疲れたら休憩がてら、道の駅で地元食材を使ったランチを味わうのも良いでしょう。

十和田湖や奥入瀬渓流など見どころ満載の八甲田・十和田ゴールドライン

八甲田十和田ゴールドライン開通/雪の回廊 (tabi-mag.jp)

青森県青森市から八甲田山麗、奥入瀬渓流を通り十和田湖までの緑豊かな全長約63キロのルートが、八甲田・十和田ゴールドラインです。

人気の観光スポットが多いルートなので、ツーリングと兼ねて静かな森の中に心地良い清流の音が響き渡る奥入瀬渓流の散策や、秋田県との県境にがるカルデラ湖・十和田湖の景色を楽しむことができると、ツーリストからも好評のルートになります。

道の途中には、自然あふれる十和田八幡平国立公園があり、春はきれいな花々、初夏には新緑の緑を、秋は紅葉を楽しみながら爽快に走ることができるツーリングスポットです。

十和田湖まで走ると十和田温泉郷があるので、温かいお湯に浸かって疲れを癒すのも良いでしょう。

そんな八甲田・十和田ゴールドラインのツーリングでは、十和田のバラ焼きや地元グルメを楽しむことができるのも醍醐味です。

東北は雪深いエリアも多いので、春先は雪の回廊を走ることができるなど、雪国ならではの自然の芸術に触れることができるのも魅力のひとつです。

冬の間は通行止めになっている場所も多いですが、道路解禁後の春先は路面が凍結した状態のこともあるので、ツーリングにお出かけの際はくれぐれも気をつけてください。 東北には温泉も多いので、走り疲れたら温泉に浸かって休憩しながら、ゆっくりとツーリングの旅ができます。