公務員から会社員へと転職!強みを出せる職業・職種5つ紹介!

公務員から会社員への転職は一般的に厳しい状況があります。

公務員という安定した職業から一般企業へと転職する理由を必ず問われるでしょう。

変な話、公務員として採用された以上は犯罪行為や勤務態度に問題がなければ、多少の能力不足でもクビになることはありません。

続けている限り、ボーナスは必ずもらえて定年まで安泰で食べていけることが魅力だからです。

また、「公務員=決められたことしか出来ない」という先入観も一般企業から厳しい目で見られているというポイントもあります。

これらを踏まえて、公務員から転職するにあたって比較的向いている職種・職業をご紹介していきます。

事務系

公務員といえば職種にもよりますが事務仕事が多くありますよね。

毎日毎日大量の事務を裁いている公務員にとっては企業の事務系の仕事にも強みが出せます。

決められたことを決められた通りにミスなく処理することに慣れている公務員は企業の事務では重宝されるかもしれません。

さらに、公務員の扱う書類は非常に重要性の高いものであるため扱い方も丁寧であるというポジティブイメージがあります。

しかし、世間的なイメージではこの決められたことしか出来ないというネガティブイメージがありますので、日々情勢が変化する民間企業では応用力も求められます。

転職する際にその応用力もアピールできるかがポイントとなります。

営業・サービス業

公務員は一般の方々と触れ合う機会が多くあります。

特に市役所などで勤めていた人はコミュニケーション能力も磨かれているのではないでしょうか。

しかし、民間企業は利益を生まなければならないため機械的な窓口サービスでは勤まりませんし、相手に好印象を持たれる工夫が必要となってきます。

それでも、人と話すことに慣れている市役所や警察官などの公務員は営業系の職業にも生かせるスキルがあります。

人と接する事が好きな人やコミュニケーションスキルに自信があるという方には挑戦してみる価値のある仕事ではないでしょうか。

人事・採用

人事・採用は公務員の部署でも共通している仕事内容になります。

人事関係の経験がある方にはオススメの職種になります。

なぜなら、公務員で人事を行っていると毎年多くの受験生の対応をしており、大きな都市や人気の都市の場合になると大手企業くらいかそれ以上の受験者の対応を行っているからです。

また、市民との関りがある官庁に勤めていた方であれば、日々様々な人と接していることから人を見る目が自然と養っているはずです。

官庁の採用試験は比較的厳しい基準での合否を決定しているため、人事としてのスキルに自信を持って良いのではないでしょうか。

筆者自身も公務員時代に採用関係の仕事を行っていたことから、現在の会社の人事として採用されております。

行政書士事務所

行政関連の公務員として働いていた方におすすめなのが行政書士事務所になります。

行政書士は官庁に提出する書類を代行することも仕事内容の一つになります。

よって、市役所や県庁などの行政事務経験がある方には経験を活かせる職種ではないでしょうか。

行政書士事務所では、行政書士を目指すことも出来ますし目指さずとも事務員として活躍することも出来ます。

日頃から見慣れた書類を扱うことから、行政事務経験が大変重宝されるかもしれません。

地方銀行・信用金庫等

地方での金融機関も行政機関で働いていた公務員にはおすすめになります。

金融機関は、お客様の大切なお金を扱っていることから非常に信頼性が求められる仕事になります。

基本的に、変な辞め方をしていなければ公務員というのは信頼性が高いと言われている職業になります。

また、公務員として10年以上の在籍経験があれば、ある程度の事務的知識なども保持していると思われます。

金融機関は採用されるにも厳しい基準を設けているところがありますので、その面に関しては比較的ポイントは高いと言えます。