【現役公務員向け】公務員から会社員に転職をしたメリット・デメリットを紹介!

はじめに自己紹介

はじめまして、筆者です。

今回は、公務員から会社員へと転職した私自身の経験をお伝えできればと思います。

私は、公務員として約15年間働いておりました。

その後は自身で会社を起業し、5年後に会社を売却後、現在は企業の採用担当で会社員として働いております。

公務員をやっていると色々なストレス等で退職したいと思っている人が多いのではないでしょうか。

現に、私の同僚でも精神的な病気になったり、最悪の場合は自殺してしまったりと悲しい結果を経験したことがあります。

「公務員って仕事しなくても安定しているからいいよね」

なんて言ってくる人もいるかと思います。

公務員の辛さは公務員として働いたことがある人にしかわかりませんよね。

公務員と言っても様々な職種がありますが、今回お話する内容は公務員という立場や環境などの共通している部分に着目していきたいと思います。

転職を考えている人の参考になればと思います。

公務員から転職する傾向のある人

筆者自身の経験上、公務員から会社員へと転職する人はこのような傾向があると感じたのでまとめてみました。

  • 人間関係が上手くいかない
  • 精神的な病気になった
  • 頑張りを認められない
  • もっとお金を稼ぎたい
  • 違う仕事に挑戦したい
  • 仕事がつまらない
  • 昇進出来る見込みがない
  • 起業したい

上記では、筆者のように移住や懲戒処分などの退職を除いております。

筆者自身の周りには、人間関係などのネガティブな理由での転職ではなく、ポジティブな理由での転職が多く感じました。

特に筆者もそうですが起業した同期だけでも3名おります。

仕事が出来ないから転職をしたというよりも、バリバリ仕事をしていた人ほど転職をしているイメージがあります。

それと同じくらいに精神的に病んでしまう方が多くいるのも現状となります。

今の世の中は比較的ハラスメントに厳しい環境に置かれており、民間企業ではハラスメントが減りつつありますが、公務員の職場では必ず一人は時代に遅れたハラスメントをする人がおります。

これは公務員のシステム上、人格に問題があっても管理職に昇任出来てしまうという所だと筆者は感じております。

また、公務員という閉鎖された空間において現場の職員ほど仕事量が多くなるという問題もあります。

これらの理由から、転職を考える人も多くなり、新卒での退職も多いというのが公務員の現状です。

公務員の職場が性に合っている!という人であれば定年まで続けることを絶対にオススメしますが、前記した転職理由に該当する方がいれば以下も参考にしてみてください。

公務員から会社員に転職してみた!

【転職メリット】

筆者が感じた会社員へと転職したメリットは下記のとおり

  • 頑張りを評価してもらえる
  • 頑張った分がお金に反映される
  • 仕事のやりがいが目に見えて現れる
  • 責任のある仕事を任される
  • 会社の業績で臨時ボーナスも
  • やる気のある人が多い

いかがでしょうか。

現役の公務員の方でこのように感じながら仕事をしている方は少ないのではないでしょうか。

筆者は現在人事・採用担当として会社で働いております。

営業の仕事と違って目に見える業績というものはありませんが、いかにコストを掛けずに良い人材を採用し、長期間働いてもらうかを常日頃追い掛けております。

公務員時代、新卒のころはとにかく一生懸命に仕事を頑張ってきました。

色々な事を吸収して、いかに自身の仕事を効率よくミスのないようにこなしていくかを求めていました。

しかし、5年目くらいから自分の頑張りは評価されないし、自分が頑張ることで何も変わらないということを感じて、公務員という仕事に不信感を覚えました。

現在は、自身が採用決定をした社員が一生懸命働いている姿を見てとてもやりがいを感じており、また次も頑張ろうというアラフォーにして新鮮な気持ちになっております。

【転職デメリット】

次に会社員として働いて感じたデメリットになります。

  • 一人で抱える大きい責任の仕事もある
  • 会社の業績でボーナスが変わる
  • ミスが多い
  • 統制が取れていない
  • 自分自身で頑張らないと置いて行かれる

公務員という仕事の特性上、比較的に生真面目な人材が多く集まっているため、一つ一つの仕事が丁寧でミスも少ないです。

しかし、民間企業では利益を第一優先であるため、細かい仕事が少しおろそかになっているように感じました。

書類の誤字や決められた方法での処理など。

また、民間企業では常に利益を追求し会社に貢献しなければなりません。

公務員は公共サービスのため、職員一人一人が利益を考えた仕事という思考をしたことがありませんので、自身でやる気を出して頑張らないといけません。

公務員のままでいると周りに置いて行かれてしまうので、仕事面では公務員よりも厳しく感じるところになります。

将来に心配をしたくないなら公務員を辞めるな!

公務員は、いくら仕事が出来なくても懲戒処分の対象にならなければクビになることはありません。

また、世間の情勢に関係なくしっかりとボーナスを受け取ることができ、昇給することも出来ます。

これからの将来が転職することによって心配になるようであれば、絶対に公務員を辞めるべきではありません!

筆者自身もたまに「公務員辞めてよかったのだろうか」とふと思うことがあります。

しかし、起業をするくらい新しいことに挑戦することが好きな筆者は公務員の性が合わなかったと感じます。

自分はもっと稼ぎたいんだ!自分にはもっと可能性がある!なんてチャレンジャーの方は転職することをおすすめします。

人それぞれ向き不向きがありますので、今一度、自身と向き合ってみて公務員として定年まで働いていける自信があるのか考えてみましょう。

会社員への転職を考えているならこれをしよう!

公務員から直接転職をするのは難しい現状があります。

筆者は会社を経営していたという経歴を買われて現在の会社へと入社することが出来ました。

はっきり言って、起業がなかったら本当に仕事が見つからないくらい中途採用は厳しいです。

転職する際は、資格や経験を存分に活かしましょう!

資格や経験に自信がなかったら、働きながらや転職しながら短期間で取れる資格を取りましょう。

事務系の職種を経験をしていた方やお金の流れ等に詳しい方であれば簿記3級をとりあえず取る事をおすすめします。

3級程度であれば、働きながらでも毎日勉強すれば2カ月で取ること出来ます。

筆者も勉強はそんなに出来る方ではありませんが、2カ月で取得しました。

資格が一つあるだけでも履歴書の見栄えは変わります。

また、他にも得意な事や好きな事があれば比較的簡単に取れる資格を取ってみると、転職活動が有利に働くかもしれません。

筆者は月額980円のこちらで簿記3級を取りました!

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