つけ麺の歴史は、あの有名な「東池袋大勝軒」のまかない料理が起源だと言われています。
そんなまかない料理のつけ麺ですが、今や一つのジャンルとして確立し、全国的に広まっています。
今回の記事では、このつけ麺の美味いお店を選び抜いて紹介していきます。
中華蕎麦とみ田(ちゅうかそばとみた)

冒頭でも触れた、つけ麺の発祥の店「東池袋大勝軒」で修業をしたオーナーが切り盛りしているのが、この「中華蕎麦とみ田」です。
現場主義を貫くオーナーは、お店が有名になろうとも、毎日厨房に立ち美味しいつけ麺をお客さんに振舞っています。
そんな中華蕎麦とみ田の看板メニューが、「つけ麺+特選全部乗せトッピング」です。
つけ麺の命である麺は、国産にこだわった小麦粉を3種類ブレンドして、オリジナルの食感と旨みを実現。
モッチリとしつつもハリのある力強い麺が自慢です。
また、厳選した食材のトッピングは、千葉県産の豚を使った吊るし焼き肩ロースやチャーシュー、地鶏のモモ肉などバラエティー豊か。
そして、もちろんつけ汁についても手抜かりはありません。
オリジナル麺によく絡む濃厚な豚骨魚介系スープは、香ばしさと重量感があり食べ応えがバツグンです。
このつけ汁は任意のタイミングで、スタッフからスープ割のサービスが受けられます。
つけ麺日本一とも言われる中華蕎麦とみ田、みなさんも一度味わってみてください。
なお、つけ麺で有名なこちらの店舗ですが、ラーメンも本格派のものがいただけます。
「中華そば」は、ややとろみのある豚骨魚介系スープに、噛み応えのある中太麺の組み合わせ。
別皿で出される、スダチと魚粉で味を調整しつつ食べてください。
中華そば べんてん(ちゅうかそばべんてん)

カウンターのみの店舗であるにもかかわらず、ひっきりなしにお客さんが訪れる繁盛店が、ここで紹介する「中華そばべんてん」です。
こちらのお店の人気メニューは、シンプルな味わいが特徴の「つけ麺」。
サバ節やカツオ節、ゲンコツ、鶏ガラを約10時間かけて煮出したつけ汁は、常連からも大評判。
サラリとした風味なのに旨みが凝縮されているせいで、コクに奥行きが生まれています。
また、このつけ汁は、小麦の香りが感じられる麺との相性バツグンで、絶妙な味わいを織り成しています。
なお、通常のつけ麺のほかにも、てんこ盛りのチャーシューと旨みを引き立てる辛味がついたボリュームメニューも頼めます。
ぜひ、こちらも注文してみてください。
らぁ麺 飯田商店(らあめんいいだしょうてん)

住宅街に立地しているにかかわらず、全国からつけ麺ファンが訪れる名店が、こちらの「らぁ麺飯田商店」です。
2019年にメニューを見直し、鶏と豚をベースにしたつけ汁に改良したところ大ヒット。
鶏ガラが持つ深い旨みを豚骨がきちんと支えているつけ汁は、マニアも納得の仕上がりです。
また、麺にも力を入れており、その日の朝に作ったものしかお客に提供しないとう頑固ぷり。
さらに、盛りだくさんのトッピングは、山椒味噌と柑橘、梅カツオ、伊豆産本わさびの4種類。
麺とつけ汁の魅力をより一層引き立ててくれます。
人気の絶えないらぁめん飯田商店の絶品つけ麺、必食です。
所沢大勝軒(ところざわたいしょうけん)

東池袋大勝軒で腕を磨いた店主がオープンさせたのが、この「所沢大勝軒」です。
こちらのお店の看板メニューは、「もりそば」。
東池袋店と同じ製麺機で打つ麺は、つけ汁によく絡むようにあえて柔らかめに茹でています。
また、つけ汁は丸鶏やゲンコツを軸にした素材を、6時間以上もかけて炊いたもの。
開店時間から閉店時間まで、味がブレないよう工夫しながら、メニューを提供しています。
伝統を守り抜く埼玉の名店の味、一度堪能してみてください。
まとめ
本来は、ラーメン屋のまかない料理という位置づけだったつけ麺。
そんなつけ麺ですが、今では定番メニューとして多くのラーメン屋で提供されています。
ブームが広がるにつれ、今後もますます発展が止まらないであろうつけ麺を、みなさんもぜひ一度ご賞味あれ。
※当ページはこちらの画像を引用:ラーメンデータベース – レビューとランキングで探す。全国ラーメン屋さんデータベース (supleks.jp)